2Jun

「まんさくの 解かれぬままの 花の縒り」
春に先立って「まず咲く」から「まんさく」
目立たない黄色の糸のような花です。
まるで紙縒りが絡まったような
静かな花です。
「公園に 静けさ戻る 桜蕊」
三分咲いた、五分咲いた
やっと満開
公園には桜の開花とともに
続々と人が集まりましたが
桜蕊のころになると
もとの静かな公園に戻るのです。
「登城道 くるくる走る 春落葉」
私が住む松山の真ん中に
松山城があります。
この松山城の登城道
次々と門をくぐりながら
天守閣へと登ります。
春落葉が
先へ先へと
道案内するようです。
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