正岡子規の広めた正当俳句の季語の選び方を説明しながら愛媛の俳句を紹介するブログです。

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正しい俳句の季語の選び方

三月の季語三句 「芽柳」「春田」「猫柳」

猫柳

「満水の ダムのさざなみ 猫柳」

久しぶりにダムまで足を延ばしました。

田植え水を満水に湛えたダムに

さざ波が寄せています。

猫柳もふっくらとふくれています。


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「ふはふはと 土うら返る 春田かな」

春田

水が温んできますと

そろそろ田植えの準備にとりかかります。

まず冬の固まった土を

耕運機で細かく砕いて柔らかい土にしていきます。

どの田も目覚めの季節です。

 

「芽柳の 風の誘ひを 振り切れず」

芽柳

松山城の濠端の枝垂桜が

美しい緑の芽を

吹き始めました。

長い枝先を水面すれすれに

ゆらゆらと

いつも風と戯れているようです。

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