正岡子規の広めた正当俳句の季語の選び方を説明しながら愛媛の俳句を紹介するブログです。

menu

正しい俳句の季語の選び方

秋の季語の俳句三句

季語:鰯雲

電柱の 突き刺さりたる 鰯雲

空一面の鰯雲を見上げていると

そばの電柱がまるで突き刺さっているように

見えました。

 

季語:鯊(はぜ)

鯊の汐 分けて渡しの 着岸す

ほんの二三分で対岸に着く渡し舟

手を挙げれば一人で渡してくれます。

岸には鯊が沢山泳いでいました。

 

季語:女郎蜘蛛

獲物待ちをり逆立ちの女郎蜘蛛

大きな蜘蛛の網が朝日に光っていました。

中心に逆立ちで静かに獲物を待っています。

葉っぱをつけると慌てて落としにやってきました。

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。