21Jul
夏の季語のうち、少し珍しい、変わった夏の季語をピックアップしてみました。
『涼し』
暑さの中にあってこその涼しさを表現するときに使います。
『夜の秋』
夏の日中の厚さは衰えないものの
夜風に思いがけない涼しさを感じたりしたときに使います。
『ながし』
湿った南風で雨を伴っている風を表現したいときに使います。
「茅花流し」「筍流し」などもあります。
『風死す』
凪の状態をいい、盛夏の著しい状態です。
『青時雨』
雨が上がった後に樹下を歩くと
葉に溜まった水滴や雨滴が落ちることがあります。
これを時雨に例えて「青時雨」といいます。
『虎が雨』
親の仇家を果たしたのち撃たれた
鎌倉時代の武士「曽我十郎洋祐成」の愛人「虎御前」が
陰暦5月28日になると十郎の死を悲しんで涙の雨を降らすということから
夏の季語として使われます。
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