正岡子規の広めた正当俳句の季語の選び方を説明しながら愛媛の俳句を紹介するブログです。

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正しい俳句の季語の選び方

珍しい夏の季語

夏の季語のうち、少し珍しい、変わった夏の季語をピックアップしてみました。

『涼し』

暑さの中にあってこその涼しさを表現するときに使います。

 

『夜の秋』

夏の日中の厚さは衰えないものの

夜風に思いがけない涼しさを感じたりしたときに使います。

 

『ながし』

湿った南風で雨を伴っている風を表現したいときに使います。

「茅花流し」「筍流し」などもあります。

 

『風死す』

凪の状態をいい、盛夏の著しい状態です。

 

『青時雨』

雨が上がった後に樹下を歩くと

葉に溜まった水滴や雨滴が落ちることがあります。

これを時雨に例えて「青時雨」といいます。

 

『虎が雨』

親の仇家を果たしたのち撃たれた

鎌倉時代の武士「曽我十郎洋祐成」の愛人「虎御前」が

陰暦5月28日になると十郎の死を悲しんで涙の雨を降らすということから

夏の季語として使われます。

 

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