正岡子規の広めた正当俳句の季語の選び方を説明しながら愛媛の俳句を紹介するブログです。

menu

正しい俳句の季語の選び方

珍しい夏の季語の句

ヘクソカズラ

今日は珍しい夏の季語の句を紹介したいと思います。

ヘクソカズラという花をご存じでしょうか?
ヘクソカズラとはとにかく悪臭がある野山でよくみかける雑草です。

この雑草であるヘクソカズラも
俳句の世界では夏の季語になります。


写真俳句 ブログランキングへ

写真はこちらからお借りしました。
人力でGOさんのブログ⇒http://green.ap.teacup.com/pekepon/1156.html

この「ヘクソカズラ」ですが
「ヘクソカズラ」では季語としてあまりに品がないので
俳句の季語としては「灸花(やいとばな)」と呼ばれます。

「灸」とはお灸のことです。

この「灸花」という夏の季語を使って
句を一つ作ってみました。

『黒松の 薬剤跡や 灸花

川の堤の黒松の並木に
防虫剤を埋め込んだ跡が点々とありました。

まるで灸(お灸)の痕のように見えたので
近くに生えていた灸花とかけてみました。

においさえかがなければ

かわいらしい花なのですがねぇ。

夏の季語の句トップへ

line_ha17

 

記事が役に立ちましたらランキングの応援をお願いします。


写真俳句 ブログランキングへ

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。