30Jun

今日は珍しい夏の季語の句を紹介したいと思います。
ヘクソカズラという花をご存じでしょうか?
ヘクソカズラとはとにかく悪臭がある野山でよくみかける雑草です。
この雑草であるヘクソカズラも
俳句の世界では夏の季語になります。

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写真はこちらからお借りしました。
人力でGOさんのブログ⇒http://green.ap.teacup.com/pekepon/1156.html
この「ヘクソカズラ」ですが
「ヘクソカズラ」では季語としてあまりに品がないので
俳句の季語としては「灸花(やいとばな)」と呼ばれます。
「灸」とはお灸のことです。
この「灸花」という夏の季語を使って
句を一つ作ってみました。
『黒松の 薬剤跡や 灸花』
川の堤の黒松の並木に
防虫剤を埋め込んだ跡が点々とありました。
まるで灸(お灸)の痕のように見えたので
近くに生えていた灸花とかけてみました。
においさえかがなければ
かわいらしい花なのですがねぇ。
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