21Jun

『あすに咲く 力溜めをり 朴の花』
朴の木の枝先に
朴の花の蕾が大分膨らんできました。
もうしばらくすると
純白の大きな白い花が
咲きそうです。

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写真は「野の花のお気楽日記さん」からお借りしました⇒http://blogs.yahoo.co.jp/neko_nonohana/63270935.html
『夕空の 力抜きたる 朴散華』
朴の純白の花も
純白から黄色へと変化し
美しい夕焼けの中に散り落ちます。
まるで仏様を供養しているようかのようです。
その他の夏の季語の句を二つばかり
『美容院の 鏡に映る 燕の巣』
写真は「台中スローライフ」さんのブログからお借りしました。⇒http://slowlife-tw.com/blog/swallowbaby/
毎年夏になると燕が帰って来て
古い巣を繕っています。
今年も七羽の小雀が
大きな口を開け
まるで親ツバメを飲み込みそうな勢いで
鳴いているのを見ることができました。
『緑陰の 洗ひ場束子 吊らされて』
泉からの川筋は昔は皆が洗い場として使っていたものです。
野菜洗いも洗濯も皆川でしていたのです。
今では崩れかかった石段に
昔のままの束子が吊るされていました。
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