正岡子規の広めた正当俳句の季語の選び方を説明しながら愛媛の俳句を紹介するブログです。

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正しい俳句の季語の選び方

夏の花「朴の花」を詠んだ句。ほか3句

朴の花

『あすに咲く 力溜めをり 朴の花

朴の木の枝先に

朴の花の蕾が大分膨らんできました。

もうしばらくすると

純白の大きな白い花が

咲きそうです。


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写真は「野の花のお気楽日記さん」からお借りしました⇒http://blogs.yahoo.co.jp/neko_nonohana/63270935.html

 

『夕空の 力抜きたる 朴散華

朴の純白の花も

純白から黄色へと変化し

美しい夕焼けの中に散り落ちます。

まるで仏様を供養しているようかのようです。

 

その他の夏の季語の句を二つばかり

『美容院の 鏡に映る 燕の巣

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写真は「台中スローライフ」さんのブログからお借りしました。⇒http://slowlife-tw.com/blog/swallowbaby/

毎年夏になると燕が帰って来て

古い巣を繕っています。

今年も七羽の小雀が

大きな口を開け

まるで親ツバメを飲み込みそうな勢いで

鳴いているのを見ることができました。

 

緑陰の 洗ひ場束子 吊らされて』

泉からの川筋は昔は皆が洗い場として使っていたものです。

野菜洗いも洗濯も皆川でしていたのです。

今では崩れかかった石段に

昔のままの束子が吊るされていました。

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