正岡子規の広めた正当俳句の季語の選び方を説明しながら愛媛の俳句を紹介するブログです。

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正しい俳句の季語の選び方

田植えの頃の季語「溝浚へ」

溝浚え


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田植えの頃の俳句で使える季語に「溝浚へ」という季語があります。

「溝浚へ」とは、田植え前に田に水を入れる用水路を浚って

水の流れをよくすることですが

こんな行為も季語になるのです。

 

『手持無沙汰や はじめての溝浚へ』

先日はじめての溝浚えを体験してきました。

皆、手早く次々と仕事をこなしていく中で

私はただ鍬を持っておろろとしていました。

みるみる用水路は綺麗になっていく中で

唖然とした様子を句にしてみました。

 

『長靴に 水沁みてきし 溝浚へ』

私の住んでいる地域では全戸が総出で溝浚へを行います。

初めての参加した私は

長靴も倉庫にあった古い長靴を持ち出して

長靴

用水路に入ると水がじわじわと沁みこんできました。

不慣れな溝浚えの様子を句にしてみました。

 
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