8Jun
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田植えの頃の俳句で使える季語に「溝浚へ」という季語があります。
「溝浚へ」とは、田植え前に田に水を入れる用水路を浚って
水の流れをよくすることですが
こんな行為も季語になるのです。
『手持無沙汰や はじめての溝浚へ』
先日はじめての溝浚えを体験してきました。
皆、手早く次々と仕事をこなしていく中で
私はただ鍬を持っておろろとしていました。
みるみる用水路は綺麗になっていく中で
唖然とした様子を句にしてみました。
『長靴に 水沁みてきし 溝浚へ』
私の住んでいる地域では全戸が総出で溝浚へを行います。
初めての参加した私は
長靴も倉庫にあった古い長靴を持ち出して
用水路に入ると水がじわじわと沁みこんできました。
不慣れな溝浚えの様子を句にしてみました。
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