正岡子規の広めた正当俳句の季語の選び方を説明しながら愛媛の俳句を紹介するブログです。

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正しい俳句の季語の選び方

今日の季語「桜蕊」「まんさく」「春落ち葉」

まんさく

「まんさくの 解かれぬままの 花の縒り」

春に先立って「まず咲く」から「まんさく」

目立たない黄色の糸のような花です。

まるで紙縒りが絡まったような

静かな花です。

「公園に 静けさ戻る 桜蕊」

桜蕊

三分咲いた、五分咲いた

やっと満開

公園には桜の開花とともに

続々と人が集まりましたが

桜蕊のころになると

もとの静かな公園に戻るのです。

 

 

「登城道 くるくる走る 春落葉」

春落葉

私が住む松山の真ん中に

松山城があります。

この松山城の登城道

次々と門をくぐりながら

天守閣へと登ります。

春落葉が

先へ先へと

道案内するようです。

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